基本構造(論文編)
論文の基本構造で大切なこと
- 序論、本論、結論の形で書く。
- 本論が一番大切
- 言いたいことは小さな単位にしてまとめて書く
起承転結ではなく起承結(「序論」、「本論」、「結論」)
よく、作文などを書くときの基本構造として、起承転結という言葉を聞くことがあると思います。論文の場合は、基本的には起承結さえしっかりと書かれていれば問題はありません。
論文の起承結のことを、「序論」、「本論」、「結論」というように言ったりもします。この3つの論こそ、論文の基本構造であると考えられます。要するに、「序論」、「本論」、「結論」という形で書けばそれだけで論文として、最低限の体裁だけは整っているということになるのです。
論文は、自分の言いたいことや意見、見解について述べるためにさまざまな証拠を並べて、理論立てをしていくことが大切なことになりますから、基本的に自分の言いたいこととは関係のないことは論文内に入れる必要がありません。ですから、余計なことは書かずに理論立てをしていくことが大切になってくると考えられます。
「序論」、「本論」、「結論」が占める大枠の割合
論文の中で、「序論」、「本論」、「結論」が占める大枠の割合としては、「序論」が1割、「本論」が8割、「結論」が1割ぐらいになるかと思います。ただし、こういった割合はどういったテーマで論文を書くのかということによっても変わって来るものになりますので、ここでは、それだけ「本論」が大切なんだ、ということだけを頭に入れていただければと思います。
「本論」は、論文の大きさにもよりますが、いくつかの章にわけて書かれることが多いと思います。そして、論文のそれぞれの章の中にはさらに小さな節がつくられることになります。
ここで大切なのは、論文において一番小さな文章のかたまりである個々の節、ないしは段落ではひとつのことしか言わない、ということになります。よく高校の英語の授業で習うパラグラフ・リーディングはこういった論文の書き方を逆手にとってどうやって文章を読み砕いていけばよいのか、ということを指し示しているものになります。
パラグラフ・リーディング
パラグラフ・リーディングでは、ひとつの段落=パラグラフで書かれていることをひとつずつ理解していくことで文章全体を理解しやすくするといったことを習いますよね。自分で論文を書くときにもこの手法を利用して論文を書いていくと全体がとてもすっきりとしたものになります。
とはいえ、急にパラグラフごとに言いたいことをまとめて書こうと言われてもそれは難しいことだと思いますので、私は「骨組みから作る論文の書き方」ということで、私なりの論文の書き進め方についてお話していきたいと思っています。
これについては、また後で詳しく述べたいと思いますが、骨組みを先につくることで、論文はかなり書きやすいものになると思いますので、おすすめです。
